救命救急講習を実施しました

社内ニュース

森井紙器工業では2025年6月30日(月)~7月3日(木)の4日間をかけて、グループ会社を含めた社員を対象とした救命救急講習を社内で実施しました。

講師としてお迎えしたのは、簡易型の心肺蘇生の普及を通じて、突然倒れた方を救命できる地域づくりを目指している新潟PUSHプロジェクトの皆さん。心肺停止の場面で、命を医療につなぐために私たちができる「第一歩」を、実践を通して学ぶ貴重な機会となりました。

 

製品を届けるだけでなく、命を守る力を社内にも

当社は、事故や急病時に周囲からの視線を遮りながら救命活動が行える、救護用パーテーション「あんしんウォール」を製造・販売しています。公共施設などで使用されるこうした製品は、「命の現場」で活用されるものです。そのような製品を扱う私たち自身が、命に関わる状況に対して正しく理解し、いざというときに行動できる力を持つことが重要だと考え、今回の講習を開催する事にいたしました。

 

実技で学ぶ“いのちをつなぐ”行動

講習では、まず心肺停止が起きたときの対応について学びました。心肺蘇生(CPR)のやり方や、AED(自動体外式除細動器)の使用方法などをトレーニングキットを使って一人ずつ実際に手を動かしながら体験。講師の方々の丁寧な指導のもと、社員たちは緊張感をもって真剣に取り組んでいました。

参加した社員の声

「正直、自分にできるか不安だったけど、体験してみたら“自分にもできるかも”と思えました。」
「医療従事者じゃない自分でも、命を救う“最初の一歩”を踏み出せることに驚きました。」
「現場で使われる製品を作っている以上、自分が救命の流れを知らないままではいけないと実感しました。」

製品も人も、救命の現場につなぐ企業でありたい

今回の講習を通じて、社員一人ひとりが「誰かの命を救うかもしれない」という当事者意識を持つきっかけになりました。私たちはこれからも、製品を通して命を守る環境を支えるだけでなく、社内の意識や知識の面でも“命に向き合う企業”でありたいと考えています。

今後も定期的に救命講習を実施し、得た学びを製品開発や現場の声に反映させていきます。

 

【ご協力】

新潟PUSHプロジェクト