【防災教育事例】高校で防災教育の出張講義(2025年)
概要
新潟県立村上桜ケ丘高等学校で防災に関する講義を行った事例(2025年)
2025年11月12日、新潟県立村上桜ヶ丘高等学校にて、当社による防災教育の出張講義を行いました。
同校では、「産業社会と人間」および「総合的な探究の時間」の中で、“これからの時代を生き抜く力を育てる”ための学びを重視しており、その一つが 防災教育 です。今回、当社の取り組みや段ボールの特性を生かした防災用品について紹介する機会をいただき、実践的な防災教育の一環として、生徒の皆さんと一緒に体験型の学びを行いました。
■ 当日のプログラム(防災教育向け)
① 会社紹介と段ボールの基礎知識
当社の事業内容と、段ボールの歴史やリサイクルについて、また防災用品に生かされている段ボールの強度の仕組み、保温性や吸音性といった特性について説明しました。
② 当社の防災への取り組み
段ボールの特性を活かしたベッドやパーテーション、トイレなどの防災用品を開発するとともに、災害協定を通じて自治体と連携し、災害時の迅速な供給体制を整えていること、また、若い世代に防災意識を広げるため、学校での防災教育や防災グッズのワークショップにも取り組んでいることを紹介しました。
③ 段ボール防災用品の体験
以下の段ボール製防災用品を、生徒全員で実際に組み立て・体感してもらいました。
-
段ボールベッド
-
避難所用パーテーション
-
救護用パーテーション「あんしんウォール」
-
段ボールトイレ
避難所で起こりがちな課題(プライバシー確保、感染症対策、睡眠環境など)と、これらを防災用品でどう解決できるかを、体験を通して学んでいただきました。
■ 「体験して学ぶ」防災教育の大切さ
今回の出張講義では、生徒の皆さんが積極的に参加し、「触れる・組み立てる・体感する」ことで防災の理解を深める姿が印象的でした。防災教育は、知識を知るだけでなく、実際に体験し、行動につながる学びが非常に重要です。
当社としても、このような体験型防災教育の機会を今後も積極的に提供していきたいと考えています。
今回の経験を活かし、地域の学校や行政、企業と連携しながら、防災教育の充実に貢献できる活動をこれからも続けてまいります。
| 製品 | 避難所用パーテーション・段ボールベッド |
|---|---|
| 営業所 | 新潟本社 |







